同居日記

認知症の姑と同居して2年。先の見えない毎日を愚痴ります。

始まりは物盗られ妄想

姑は一体いつから、認知症だったんでしょう?
かなり前から変でした。
でも私の口から「変」って言えませんでした。
そのうち義姉妹も「おかしいぞ?」と思ったみたいで、病院で検査してもらい、
全く問題ないと太鼓判押されました。
(この状況が認知症でないなら、何?と思ってました。)

その1年後、姑のかかりつけ医が持病の薬を飲んでいないことに気づき、再検査。
そこからはアルツハイマー型まっしぐらでした。
毎日強烈な物盗られ妄想で、義妹を振り回し、長男であるうちの一家が千葉から
姑の家に引っ越しました。それが2年前です。まだ小学生だった娘は転校しました。


それから、姑のあらゆる物(金品、湯飲み、一輪挿し…)を姑がちょっと庭に出ている間に盗む容疑者は、義妹の他に主人と私も追加されました。
そして毎晩「どうしてここにいるの?勝手に引っ越して来たの?」と
鬼の形相で問い詰められました。
心臓がキューってなりますよ。