同居日記

認知症の姑と同居して2年。先の見えない毎日を愚痴ります。

遺産のもめごとは金がない家で起こるって本当でした

ご無沙汰しております
またここに戻ってきちゃいました


私、この家に来る前から、この家は旦那がもらうことになっていると
旦那から常々聞かされておりました。
姉妹はすでに何らかの形でもらっていると聞いておりました。
だからうちが姑を診る責任があるとも思っていましたし、
私ががんばって同居することで、家がもらえたら子供の教育費等々に
お金を十分回せると思いました。
うちがさっさと引っ越ししないとしびれを切らし、義妹が「お兄ちゃんが
住まないなら、私が住むけど、家は住み続けるからね」と言った。


そして、今回少しの現金と家が残り、義妹が家を売って3人で分けようと言う。
え?え?え?どーいうこと?
義妹は義父の生前何ももらっていないと言う。(旦那はずいぶん前から
この主張を聞いていたらしい)
。。。
もちろん何の書類もないから、法律通りだと家売って3人で分けるしかないよね


「お兄ちゃん、マンション買う頭金くらいはもらえるよ」だって。


私なんであんなつらい毎日過ごした?
同居してもしなくても同じ取り分なんだー。
じゃ来なかったしっ!!!
なんだかここんちの兄姉妹に騙されて、ばばぁの面倒みさされた気分だわ
家の値段を決めるため、不動産鑑定士にみてもらうと旦那が提案したら、
金がかかると却下された
不動産屋で無料査定してもらえと。


もー同居する前にここの家の人たちと縁切っておくべきだった!と叫んでやりたいー!!

小室哲哉さんについて

ちょっと、タイムリーではありませんが・・・
あの記者会見、テレビで見ててもいろんな意見がありましたね。
すごくはっきりしていたのは、介護経験者は小室さんに理解を示し、
介護経験のない人は、まぁ大変だとは思うけど、あそこまで言う必要あった?
とか、不倫と介護や引退をくっつけるなとか、もっと大変な介護をしてる人
いるのに不倫していいのか?とかとか。


やっぱり介護って経験した人しか分からない。
それが悪いんじゃなくて当たり前だわねー。


私は小室さん、今まではチャラチャラした成功者、と思ってたけど、
今回の件に関しては、全面的に理解する。
不倫があったかなかったかなんてどっちでもいい。
ストレス発散と言うか、話を聞いてわかってくれる人がいないと
ほんと無理!!
それに分かってくれる人に出会うのって難しい。
「施設に入ってもらったら?」とか、「割り切って」とか「姑だから当たり前」とか
・・・そんな感じですよ、たいてい。
旦那でさえ、「気にしないでね」でしたもん。
「気にしないで」って、手伝ってもらったとか、何かもらったとかに使う言葉ではない?
それは揚げ足取りだとしても、気にしないでいられる?
それ、もう神経いっちゃってるよ。
いかん、話それた。


みんな人それぞれガス抜きしながら、介護しないと無理です。
ブログで毒吐いたりね。
小室さんだって、話分かってくれる人に出会ったら、弱音はくでしょ。


「KEIKOさんのプライバシーはどうなるんだ?」って言ってた人もいた。
これは言っちゃうと、怒られると思うけど、言っちゃう。
KEIKOさんの状態がわからないんだけど、認知症の人で想像すると、
プライバシーって?
本人がテレビで自分が言われている内容がわかって、嫌がるということ?
ではないよね。
本人がわからない場合、主となる介護者にゆだねるしかないのでは?と思う。
みんなその病気の状態について、知識がないんだから言ってもいいんじゃない。
知ってほしいんです。その状況を。


逆に私が被介護者だったら、もちろんわかってないんだけど、わかっていたら、
それを言うことで介護者が助かるなら言ってもらって構わないけどなぁ。


小室さん、がんばって!って言いたくない。
自分ができるようにすればいいと思う。
不倫しても、内情ぶちまけても、できるように、したいように、
したらいいと思う。
じゃないと介護なんて続かないよ~

突然の介護終了

前回ブログを書いた日の夜、姑が珍しく遅くに入浴。
私もまだ入浴していなかったので、何回か空いたかな?と見に行ったが、
一向に出てこない。
さすがに遅いなと思い、旦那に中まで見に行かせた。
そうしたら、・・・亡くなっていました。
風呂で、とよく聞きますが、さっきまで元気で夕食もたっぷり食べていたので
本当今でも信じられません。
そんなことってあるんだという感じです。


ここではきれいごとではなく、ほぼ正直な気持ちを吐露させていただいて
いるので、言いますが、
今、もともとの家族3人で暮らしていた時のような家族団欒が戻り、平凡な
普通の生活が送れることにほっとしています。
今までのずっと軽い緊張感がある生活の息苦しさを、異常な状態だったと思います。
夕飯も無言でかき込み、まだ口に食べ物が入っているのに席を立ち洗い物を
済ませ、1分でも早く3階へ戻ろうとする毎日。
今は食後もしばらく座って、みかん食べたり、くだらない話をする。
そんな普通のことも幸せに感じます。
旦那のことも、なんだかいつも腹がたっていました。
大げさに言えば、この人のせいで私はこんなに辛い思いをしている。
なのに介護に関してお手伝い気分・・・この先どうするつもり?
それも私が決めるの?って・・・
それも今ではすべて許せる、と言うか、なかったことにできます。
これからは娘も友達を呼んで、うちで遊ばせてあげたりもできます。
台所で2人で何か調理したりもできるでしょう。
旅行だっていけます。
口には出さないけど、そんな風にこれからのことに夢が持てます。
今までは「いつまで続くの?」と将来に夢なんて持てなくて、暗い気持ちが
渦巻いて、娘にそんな顔見せてはいけないと、明るくして・・・
たった2年の介護生活、いや同居生活。介護で日々苦労されているみなさんからは
たった2年の要介護1で、何言ってるの?と思われるでしょうが、
しんどかった。


私は特に宗教的な考えはないつもりなんですが、5年前に亡くなった舅が
このままでは息子一家がダメになると心配して、連れて行ってくれたような
気がしてなりません。
今の正直な気持ちはこんな感じ。
また変わるかもしれませんが。。。。。。