同居日記

認知症の姑と同居して2年。先の見えない毎日を愚痴ります。

出馬できるかな?

夜、喉が渇いたら、気軽に2階のキッチン(1階が駐車場)に降りて、水が飲める
幸せを噛みしめる…姑ショート中。
普段もしていいんですよ。
怖いだけ。
なんか妖怪出そうで…


毎日うちにこもっていると気が狂いそうだったので、今年は子供の学校のPTAの
お仕事の一つを引き受けました。
先日会合があり、終わったのは13時過ぎ。
同じ学年のお母さんと、ランチしようということになりました。
姑は12時に食べないと気が済まないので、準備してあります。


学校近くには、ファミレスが一軒。私はそこで食べると勝手に思っていました。
しかし、彼女のかばんから「〇〇周辺のランチ」という雑誌が出てきて、
ここのお店がとってもステキで、是非紹介したい、次回家族で行ってくれとのこと。
(あ~、そうきたか。でも、まぁそれもありでしょう。)
ここからバスで15分とのこと。
(え?遠いんだ。そんなつもりじゃなかったんだけど、仕方ないかぁ。)
と思いつつも「今日は、もうそこで済ませない?」と提案しましたが、却下。
かなり顔にも出しましたが、伝わらなかったよう。
バス停まで歩く途中、一応店に電話するとおっしゃり、店に確認すると、
満席で行列と断られたとのこと。(ファミレス?それとも今回はなし?)
また例の雑誌を開いて、他の店を探してくれます。が、いいところは見つから
なかったようで、結局ファミレスに行きました。
そう、とっても良い方なんです。
そこで、次回の会合には姑のデイの出発時間との兼ね合いで間に合わない
等々の話をしたところ、自分も実は去年、独身の叔母が認知症であることを発見し、
主人の弁護士に後見人になってもらい、素敵なカタカナの名前のホームに入れて
大変だった、そのホームはとても良いので、紹介したいとのこと。
う~ん、うちにはかかりつけ医師はいても、かかりつけ弁護士はおりませんのよ。
そのホームは入居金3千万、月々30万とかのですよね?
住む世界が違う方でしたね。


あと、「ご主人様のお母さまなんだから、お世話して差し上げて当然でしょ。」
とありがたいお言葉頂きました。
そう、とっても良い方なんです。
そんな気持ちでいられるようになったら、私いつか「八王子のマザーテレサ」
とかキャッチフレーズつけて、出馬します。