同居日記

認知症の姑と同居して2年。先の見えない毎日を愚痴ります。

突然の介護終了

前回ブログを書いた日の夜、姑が珍しく遅くに入浴。
私もまだ入浴していなかったので、何回か空いたかな?と見に行ったが、
一向に出てこない。
さすがに遅いなと思い、旦那に中まで見に行かせた。
そうしたら、・・・亡くなっていました。
風呂で、とよく聞きますが、さっきまで元気で夕食もたっぷり食べていたので
本当今でも信じられません。
そんなことってあるんだという感じです。


ここではきれいごとではなく、ほぼ正直な気持ちを吐露させていただいて
いるので、言いますが、
今、もともとの家族3人で暮らしていた時のような家族団欒が戻り、平凡な
普通の生活が送れることにほっとしています。
今までのずっと軽い緊張感がある生活の息苦しさを、異常な状態だったと思います。
夕飯も無言でかき込み、まだ口に食べ物が入っているのに席を立ち洗い物を
済ませ、1分でも早く3階へ戻ろうとする毎日。
今は食後もしばらく座って、みかん食べたり、くだらない話をする。
そんな普通のことも幸せに感じます。
旦那のことも、なんだかいつも腹がたっていました。
大げさに言えば、この人のせいで私はこんなに辛い思いをしている。
なのに介護に関してお手伝い気分・・・この先どうするつもり?
それも私が決めるの?って・・・
それも今ではすべて許せる、と言うか、なかったことにできます。
これからは娘も友達を呼んで、うちで遊ばせてあげたりもできます。
台所で2人で何か調理したりもできるでしょう。
旅行だっていけます。
口には出さないけど、そんな風にこれからのことに夢が持てます。
今までは「いつまで続くの?」と将来に夢なんて持てなくて、暗い気持ちが
渦巻いて、娘にそんな顔見せてはいけないと、明るくして・・・
たった2年の介護生活、いや同居生活。介護で日々苦労されているみなさんからは
たった2年の要介護1で、何言ってるの?と思われるでしょうが、
しんどかった。


私は特に宗教的な考えはないつもりなんですが、5年前に亡くなった舅が
このままでは息子一家がダメになると心配して、連れて行ってくれたような
気がしてなりません。
今の正直な気持ちはこんな感じ。
また変わるかもしれませんが。。。。。。