同居日記

認知症の姑と同居して2年。先の見えない毎日を愚痴ります。

これでも最初は頑張った

今、私は用事がない限り姑と話しません。
食事も夕食以外は一緒に食べません。
洗濯物もできるだけ別にしたい感じ。
姑しか食べないものは、一番安いの買っておきます。


ひどい嫁だと自分でも思います。
でも、でも、でも、何も最初から気嫌いしてたわけじゃありません。
義姉妹たちとは仲良くしています。


記憶がない人と話すのって、話題がない!
だって続きの話ができないもん。
毎日今日の天気の話。
しかも「ちーがーうーだーろー」って言いたいくらい天気もあってない。
そして、二人での昼食時の話題は、「すーちゃんのお母さん、お父さん亡くなって、
一人でやってるんでしょ?」
は?うちの父、亡くなったの?
父は元気だと指摘すると、へらへら笑いながら、
「あー会ったことないから、いないと思っちゃった。」と死んだと思っている理由を
長々と話し続ける。ずっと笑いながら。
何回も会ってるけどねー。
それでも戦後の話や、主人の小さいときの話など、これなら語れるだろ!と思う
話題を毎日振りまくりました。


桜の季節にはおにぎり作って、公園に誘いもしましたよ。
花には興味を示さず、義妹を泥棒と疑う理由を延々と聞かされました。


食事も好き嫌いが多く(今はあらゆる物を食べ尽くす)、持病もある姑に、食事も工夫
しましたよ。


あのころの私に言ってあげたい。
それ、やっても無駄だから。



始まりは物盗られ妄想

姑は一体いつから、認知症だったんでしょう?
かなり前から変でした。
でも私の口から「変」って言えませんでした。
そのうち義姉妹も「おかしいぞ?」と思ったみたいで、病院で検査してもらい、
全く問題ないと太鼓判押されました。
(この状況が認知症でないなら、何?と思ってました。)

その1年後、姑のかかりつけ医が持病の薬を飲んでいないことに気づき、再検査。
そこからはアルツハイマー型まっしぐらでした。
毎日強烈な物盗られ妄想で、義妹を振り回し、長男であるうちの一家が千葉から
姑の家に引っ越しました。それが2年前です。まだ小学生だった娘は転校しました。


それから、姑のあらゆる物(金品、湯飲み、一輪挿し…)を姑がちょっと庭に出ている間に盗む容疑者は、義妹の他に主人と私も追加されました。
そして毎晩「どうしてここにいるの?勝手に引っ越して来たの?」と
鬼の形相で問い詰められました。
心臓がキューってなりますよ。

はじめまして。

まさか、自分がブログを始めるなんて、びっくりです。
姑と同居を始めて3か月くらいたったとき、あまりに辛くて…
で、たどりついたのが介護ブログ。
他の方のブログ毎日読んで共感し救われていました。
あ~わかる~。って。


相談する人もなく(相談しても、こればっかりは経験者でないと、
「大変だね~。でもきっと自分のためになるよ。」なんですよね。)
そりゃ、わかんなくて当たり前です!
私もわかってなかった。
旦那(姑の実の息子)だって、わかってないもん。
「オレにできることあったら言って。」って
うん?お手伝い気分ですか?
あなたメインでいいんですよ。


いかん、いかん、初回から愚痴スタートじゃん


私の愛読していたブログのみなさん、終了した方や先が見えだした方も多く
自分のことのように嬉しくほっとしました。


そして、なんか「私、やろ。」って気分に。
読者登録もやりかた分からず、読み逃げしてた私にできるのか?
話も前後し、支離滅裂かもしれませんが、苦しんでいる人の息抜き?
とか、「あ~、私より性格悪い鬼嫁いるじゃん。安心した。」
とか、「あ~わかる~」と思ってもらえたらいいな。