同居日記

認知症の姑と同居して2年。先の見えない毎日を愚痴ります。

これでも最初は頑張った

今、私は用事がない限り姑と話しません。
食事も夕食以外は一緒に食べません。
洗濯物もできるだけ別にしたい感じ。
姑しか食べないものは、一番安いの買っておきます。


ひどい嫁だと自分でも思います。
でも、でも、でも、何も最初から気嫌いしてたわけじゃありません。
義姉妹たちとは仲良くしています。


記憶がない人と話すのって、話題がない!
だって続きの話ができないもん。
毎日今日の天気の話。
しかも「ちーがーうーだーろー」って言いたいくらい天気もあってない。
そして、二人での昼食時の話題は、「すーちゃんのお母さん、お父さん亡くなって、
一人でやってるんでしょ?」
は?うちの父、亡くなったの?
父は元気だと指摘すると、へらへら笑いながら、
「あー会ったことないから、いないと思っちゃった。」と死んだと思っている理由を
長々と話し続ける。ずっと笑いながら。
何回も会ってるけどねー。
それでも戦後の話や、主人の小さいときの話など、これなら語れるだろ!と思う
話題を毎日振りまくりました。


桜の季節にはおにぎり作って、公園に誘いもしましたよ。
花には興味を示さず、義妹を泥棒と疑う理由を延々と聞かされました。


食事も好き嫌いが多く(今はあらゆる物を食べ尽くす)、持病もある姑に、食事も工夫
しましたよ。


あのころの私に言ってあげたい。
それ、やっても無駄だから。